ABOUT US

- 代表からのご挨拶 -

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＊家族一人一人の想いを大切に

ハイリハキッズは2007年に発足しました。年々参加家族が増え、今年度から当事者の子どもの参加年齢を見直し、キッズは小学生以下、ジュニアは中学生以上のお子さんとその家族が参加しています。年に6回の定例会を行い、毎回のように新しい家族が訪れ、受傷・発症して間もない家族の参加も増えています。

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私はハイリハキッズの温かい雰囲気、特にキッズタイム報告の時間が好きです。子ども達が工作作品を見せている時の嬉しそうな笑顔。キッズタイムボランティアとして活動しているきょうだいの子ども達が、キッズメンバーの様子を保護者に一生懸命伝えている姿。優しい表情で話すママ、パパ達。どんな時も子どもや家族の気持ちに寄り添ってくださる支援スタッフの先生方。私たち家族が「また、がんばろう！」と元気な気持ちになれる、かけがえのないひと時です。

 

我が家は14年前に集団食中毒に遭い、息子の脳と腎臓に障害が残り本当に不幸な思いをしました。現在高校3年生になり、ハイリハキッズ10周年イベントで「ぼくは、自分に自信がなくても障害者として堂々と生きていきたいです」と言いました。娘は春から特別支援学校の教員になります。今は、これまでムダな経験は何ひとつなかったのかもしれないと思えるようになりました。我が家を支えてくださった先生方をはじめ、ハイリハキッズの皆さまに心から感謝しています。

 

これからもハイリハキッズが心新たに子育てをする「きっかけ」になったらいいなと思います。家族一人一人の想いを大切に、ピアサポートの充実と小児支援の向上を目指して、日々のよかったことや残念なことを多くの方々と共に分かち合っていきたいです。

 

＊お子さんが受傷・発症して間もないご家族へ

時がたつにつれ不安になり、変わってしまった目の前のわが子をカワイイと思えない、こんなことなら助からなかった方がよかったかもしれないと途方にくれる時もあるかもしれません。どうか一人で悩まず、ハイリハキッズに足を運んでください。子どもたちの成長を共に喜び合っていきましょう！

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２０１９年１月６日

​ハイリハキッズ代表　中村 千穂