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キッズネットワーク宿泊イベント&ハイリハキッズ第107回定例会

  • 執筆者の写真: ハイリハ花子
    ハイリハ花子
  • 2 日前
  • 読了時間: 5分



日 時:2025年11月1~2日 

場 所国立オリンピック記念青少年総合センター     

参加者ハイリハキッズ、ハイリハキッズ埼玉、

    ハイリハジュニア会員、全国家族会家族を中心とした当事者・家族

当事者:24名

保護者:38名

きょうだい:10名

支援者:8名

ボランティア:23名

講師:3名

宿泊日帰り合計:106名

助 成 :一般社団法人 日本損害保険協会


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【代表 中村より】 

皆さまにご協力をいただき、宿泊イベントを無事終了することができました。

106名の方にご参加いただきました。誠にありがとうございました。

 

今回のメインプログラムは、2日目に行った「きょうだいトーク」です。1日目から小学生のきょうだいの子どもたちに、大学生のボランティアの方々や年上のきょうだいの子どもたちが終始声をかけてくれました。特に、プレ思春期の子どもたちには、成人となったきょうだいの子どもたちが本当によく面倒をみてくれました。自分のペースで参加できるよう、そっと見守ってくれました。また、上のきょうだいが当事者、一人っ子さんの子どもたちが積極的に小さな子どもたちのお世話をしてくれました。本当に微笑ましかったです。

2日間、「たのしい」「うれしい」が増え、ぐんぐん伸びていった子どもたち。(1日目キッズタイムリーダーを務めてくださった高橋さんのおことば)

2日午前のキッズ・ジュニアタイム(保育活動)は活動内容が急遽変更となりましたが、子どもたちも「協力しないと!」と、一致団結して取り組んでくれました。

どの写真を見ても笑顔が輝いています。

サポートくださった先生方、ボランティアの方々に心から感謝いたします。

終わりの会の一人一言では、子どもたちをはじめ、多くの方が「来年も参加したいです」と言ってくれました。年長のきょうだいの子どもたちが、自身の発言時や子どもたちの感想を聞き、感極まって涙している姿を見て、親や支援者の先生方も涙が止まりませんでした。最後の集合写真、みんな目が真っ赤です笑。立場や、年齢を超えて、みんなが大きなきょうだいのようでした。

来年、第8回キッズネットワーク宿泊イベントをふたたび東京で開催します!



【1日目】

✨12:45 開会

✨13:00 1日目プログラム 

①当事者プログラム(キッズグループ)

 自己紹介、パラバルーン、身体を動かすゲームをしました。

②当事者プログラム(ジュニアグループ)

 国立音楽院の講師にご指導をいただきトーンチャイムを練習しました。

 講師の皆さまのミニコンサートを楽しんだ後、キッズグループや保護者に披露しました

③保護者プログラム

 今年、医療専門職の先生方、ハイリハキッズグループ、ハイリハジュニア+の保護者・当事者の何人かで分担し、きょうだい児に関する本「The Sibling Relationship After Acquired Brain Injury: Family Dynamics Across the Lifespan」(脳損傷後のきょうだい関係 生涯にわたる家族ダイナミクス)を翻訳し学ぶ活動をしました。あらすじや感想を発表しました。 

 千葉リハビリテーションセンターにて作成した子ども向けのリーフレット~こうじのうきのうしょうがい」って?~について、中島先生より紹介いただきました。

 桃山学院大学社会学部 教授 金澤先生より冊子~高次脳機能障害のある人の暮らしのデザイン「脳のつかれ」を減らす工夫~のご紹介とご自身の経験をお話いただきました。

 その後7グループに分かれて、自己紹介などグループトークを行いました。

✨15:45 日帰りグループ解散

✨16:00 宿泊棟へ移動し、お風呂(当事者・きょうだい)・自由時間

✨18:00 夕食

✨19:00 全体会

      福岡の家族会代表とzoomを繋ぎ、各家族会、

      支援者・ボランティアの紹介をしました。

✨20:00 自由時間


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【2日目】 ✨6:00 起床  ✨7:00 朝食 

✨8:45 朝の会 

✨9:00 2日目プログラム  ①当事者プログラム

 ペットボトル de モルック(風)

 3グループに分かれ、大きさの違うペットボトルを配布。ペットボトルでスキットルのような物を作りゲームをしました。どうしたら点数が高くなるかグループで作戦を立てました。 ②きょうだいプログラム

 支援スタッフの元で、きょうだいとしての思いや親からの手紙を読んでもらい感想等を共有しました。

③保護者プログラム  3グループ(きょうだいなし、兄・姉がいる当事者家族、弟・妹がいる当事者家族)に別れてグループトークをしました。きょうだいのメッセージを保護者内で共有し、書いた経緯などを伝え合いました。

✨11:30 昼食 

✨12:30~14:30 終わりの会 

  1人ずつ感想を発表しました。

  笑いあり、涙ありの終わりの会でした。

  

キッズネットワークの皆さんまたお会いしましょう!  支援者、ボランティアの皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。 


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【感想】 

「辛い思いをしているきょうだい児はたくさん居るのにスポットがあたることはないので、当事者だけでなく、きょうだい児への支援も広がってくれればと感じました」


「キッズタイム、ジュニアタイム共にとても楽しかったそうです」


「トーンチャイムを扱うのは初めてだったけど、とても楽しかった」


「楽しかった。ボランティアさんが放課後デイの人みたいで対応が良かった。また、(イベント)あるかな」


「海外の研究者の書物に触れる機会がなかったため、新しい学びとなりました」


「悩みながらも当事者と様々なことを共有して、新たな価値観をもち、ご兄弟が新たな目標を見つけていく、まさにハイリハキッズのピアサポートだと思いました」


「先輩アドバイス、経験談、為になりました」


「同年代の当事者の親とのお話に共感するところが沢山あり、良い学びとなりました」


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※内容、画像の転載不可 


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