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執筆者の写真ハイリハ花子

ハイリハキッズ 15周年感謝の会     





 

ハイリハキッズ 15周年感謝の会 (第91回定例会)

日 時:2023年3年12日(日)13:30~17:00(16:00~反省会)

場 所:港区某所   

参加者:46名

     当事者  :10名(小学生以下5名、中学生以上5名)

     きょうだい:  9名(きょうだいボランティア4名含)

     保護者  :18名

     支援者  :  9名 参加家族数:16家族


 

【15年間の支え合いに感謝!】

ハイリハキッズ代表 中村 千穂


第23回北川奨励賞様より助成いただき、ハイリハキッズ15周年感謝の会を実施いたしました。参加者は46名。家族数は16、支援者の先生方は9名ご参加くださいました。

「みんなに会えてよかった!」この一言に尽きます。久しぶりに会えたこと、ハイリハキッズで皆様と出会えて本当によかったです。


キッズメンバーのみんなへ

お父さん、お母さんたちはみんなの笑顔がだいすきです。みんなの笑顔を大切に大切に思っています。それには理由があります。病気をしたときにずっと眠っていて、いつなったら目がさめるんだろう、どうか明日こそは元気になってほしいと願って願っていた時がありました。だから、今日もキッズタイムを楽しんでくれて、みんなの笑顔が見れてほんとうにうれしいです。

きょうだいの子どもたち、本当にいつもがんばってくれてありがとう。お父さんとお母さ

んたちはいつもあなたたちに感謝しています。これからもハイリハキッズにきてくれたらうれしいです。


★15年間の活動を振り返って

会の最後にひと家族一言メッセージを行い「ハイリハキッズには4つのピアの支え合いがある。当事者の子ども、きょうだい児、お母さん達、お父さん達」と話してくださったお父さんがいます。ハイリハキッズはいつもこの4つのピアの支え合いがあります。皆、かけがえのない大切な「仲間」です。

「時間」と「仲間」が治療薬、これは「ハイリハジュニア」代表の穴澤芳子さんのことばです。家族会活動を通して、中途障害である高次脳機能障害の子どもの家族が目の前のわが子の障害を受け止めていく一番の早道は、「ピア」の支え合いであると思っています。

お子さんが脳に障害を負って「以前の子どもにもどってほしい…」と悩んでいる家族がいらしたら、ハイリハキッズを紹介してください。

15年間の支え合いに心から感謝いたします。ありがとう、ハイリハキッズ!!




15周年感謝の会

1.開会

  挨拶 鈴木先生

望月(副代表)


  沿革

  スライドショー

  当事者・家族の写真やこれまでの活動を鑑賞


  高校生以上の当事者自己紹介




2.座談会「先輩の話を聞こう」(30分)

  司会:中村

  登壇者:3名

(中3、高3、20歳の当事者の保護者)

  内容:近況・きょうだいについて






3.閉会

  家族より感想


  挨拶 太田先生

   

 

 先生方へ当事者よりミニブーケ贈呈

 先生方より一言



 挨拶 中村(代表)


キッズタイム(13:50~14:50)

1.挨拶・自己紹介

2.ダンス




3.工作








ジュニアタイム(14:15~14:50)

 活動:各自、興味あることに取り組みました




 

感想とメッセージ(参加家族・支援者より)


1.スライドショーをみて

  • 15年間を一気に味わうことができて涙や笑いや歓声が止まりませんでした。本当に素敵なものをありがとうございました。


  • その時々の情景が想起され、思わず涙ぐみました。手探り状態で入会し、いろいろ悩みを聞いていただいた日々を思い出しました。辛く苦しい事もたくさんありましたが、この会の皆様に支えられたと改めて感謝しています。これからも子供共々成長していきたいと思います。


  • 受傷後の大変な状況から成長した子どもたちの姿を見ると涙が止まりませんでした。


  • 古い写真を見ながらとても懐かしい気分になりました。周りのご家族も、自分の家族も成長したんだなと実感が持てると同時に、沢山の方々に支えられたと感じました。


  • 素敵なスライド作成ありがとうございました 涙腺崩壊させられました。子供達の笑顔の反面、それぞれの家族が大変な思いをされて来たのだろうと思いました


2.~先輩方のお話を聞こう~座談会の感想

  • 初めてオンタイムの会に参加させて頂いて直にお話の体験談をお聞きできてとても  貴重な体験になりました。 高次脳機能障害でもそれぞれ悩み事が違ったりうちの子供と一緒だ!と共感するお話が聞けました。明るい話題もお伺いすることができ受傷しても将来出来ることの可能性はたくさんあることを知ることができ前向きな気持ちになることが出来ました。 ありがとうございました(^^)


  • 楽しく拝聴しました。障がいをカバーする方法は、とても参考になりました。家族構成や環境によって困り事が違ってくることがあるので複数のご家族のお話をうかがえて、よかったと思います。


  • 所属する環境はさまざまに異なり、直面する課題もさまざまですが、試行錯誤されながら歩んでいかれている姿に勇気づけられたのではないでしょうか。


  • 一見すると分からない障害。あたらめてひとりひとりにあるそれぞれの困難とやはり人との繋がりの大切さを感じました。お話し伺えて良かったです。


  • みんなそれぞれたくさんの大変さを乗り越えて前を向いて進んでいることに対してまた勇気をもらいました。


  • みなさんがこれまで努力されてきたことが伝わるお話でした。


3.キッズタイムの感想

  • 久々の参加でしたが、毎回いろいろと工夫してくださって今回も兄弟児も楽しく参加  できました。


  • 子ども達に寄り添うきょうだいボラ達がとてもステキで、当事者と共に成長した姿に 感動しました。


  • (持ち帰った)工作を誉められて、自宅に来るヘルパーさんや訪問看護の方に見せていました。誉められた事が嬉しかったようです。


  • 工作もダンスも楽しそうでした。工作はいつも身の回りにあるもので楽しいおもちゃができてすごいなと感心しました。


4.ジュニアタイムの感想

  • 大人の会話についていけないよ、言いながら諸々の情報を楽しんだスタッフです。若い3人でのお互いを認め合う会話も聞いていて快かったです。


  • ゲームだけでなく、ジュニアメンバーが話せる時間も作ればよかったと思います。


  • 同年代の子、鈴木先生と真剣にオセロゲームに取り組んで姿を見る事ができて微笑ましく思いました


5.今回の感想、今後のハイリハキッズへの意見・要望

  • 中村さんの「当事者の笑顔を見ると嬉しくなる理由」は涙無しに聞くことはできません…。名言です!久しぶりに受傷した頃のことを思い出し、夜息子と一緒にその頃のことや、その後の成長のことを話し、振り返りました。 他にSさん(父)の4つのピアグループも名言ですね。ひとりひとりが大事にされている会であることがよくわかります。 皆さまに久しぶりにお会いし、楽しく過ごさせていただきました。昨日のこと(感謝の会)を忘れないようよく覚えておきたいと強く思いました。ありがとうございました。


  • 先輩、大先輩家族との交流の場を、今回だけで終わらず今後も作ると、現役キッズ家族にたくさんのプラスになりそうな気がします。


  • 悲しいことに、いつになっても同じような境遇にたたされる家族は必ずいます。家族会みなさんの1人1人の思いが大きな力となってみんなが支えあっていけるそんな家族会だと思っていますので、これからも、みんなが少しでも早く笑顔を取り戻せるよ うに、少しでも早く暗闇から抜け出せるように、ずっとずっと続いていってほしいです。


  • 久しぶりの参加でしたが、すぐに昔に戻る事ができました。皆様が変わらずお元気な事、なにより、当事者のお子様達、兄弟児の方々が想像以上にご成長されていた事が、我が子を見るように嬉しかったです。


  • 最後のあいさつでも話させていただきましたが、ハイリハキッズ発足当時は、どのご家族も孤独な中で、何とか我が子がこれ以上傷つかずに成長してほしい!そんな必死の願いをお持ちになりながら、この会に参加してくださいました。やがて、当事者のお子さんも、兄弟姉妹も、そしてご両親もが、それぞれの立場で信頼しあい、わかりあえる仲間との出会いを重ねながら、この会を育ててこられたのだと思います。 兄弟姉妹・当事者それぞれが、保育という枠組みだけでなく、立場別にそれぞれの思いを 語り合う機会があってもいいかなと思います。また、何年かに一度は、親御さんからご 本人や思春期に入っている兄弟姉妹への手紙を渡す機会もあれば、きっと何物にも代えがたい宝物になるような気がします。


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