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執筆者の写真ハイリハ花子

第99回定例会

 

日 時:2024年7月6日(日)14:00~17:00

場 所:東京医科歯科大学M&Dタワー2F     

内 容

・当事者:キッズタイム

・保護者:第13回日本脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会東京大会を聴講しました。

   

参加家族:8家族 

・当事者が中学生までの家族 2家族、当事者がそれ以上の家族 6家族

・キッズタイム:ハイリハキッズOB、ハイリハジュニア

     当事者   4名

     きょうだい 4名


 協 力:横浜ラポールの先生方にボッチャ、モルックを楽しく教えていただきました

   

【キッズタイム】 14:00~17:00

 横浜ラポールの先生方に準備体操後、ボッチャ、モルックを教えていただきました。

 2つのチームにわかれてゲームをしました。

 ボールの扱いの上手な野球部在籍の学生ボランティアがそれぞれのチームにはいり盛り上げてくれました。

 支援者、ボランティア、きょうだい・保護者(一部)も参加。思い切り笑い楽しい時間を過ごしました。








【保護者】

第13回日本脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会東京大会を聴講しました。

「協働意思決定」をメインテーマに3つのシンポジウム(ピアサポート、きょうだい、就労)を行いました。


・6日「きょうだい」のシンポジウムの講師としてキッズタイムボラに参加くださっている白石歩音さん(キッズOB)が、聴き手として、東京ソテリアの長谷川さん、江戸川区地域活動支援センターはるえ野の松本さんが登壇しました。お二人にはハイリハキッズ・ハイリハジュニアの活動でお世話になってきました。


 <登壇した歩音さんより>

シンポジウムでは進行役の方のサポートもあり実際にどういうことに困ったか、どういう感情になったか、どんな生活を送ってきたか伝えることが出来、会場からの質問で思いが伝わり良かったなと感じました。


・7日「就労」のシンポジウムにはハイリハジュニアプラスの植木啓太さん(当事者)が登壇しました。

<植木啓太さんより(右から2番目)>

自分以外の登壇者3名のお話を聞いて改めて高次脳機能障害の個人的に表れている障害及び障害の重さの違いが良く分かる機会となりました。

学会に参加させて頂いた経験はとても貴重でこれからの生活に役立つと感じました。

  

【ハイリハキッズOB(現ハイリハジュニア)のメンバーが職場にて製作・販売した七夕飾りを持参し受付を華やかにしてくれました】



※内容、画像の転載不可 

 

【感想】 

<キッズタイム>

・ボッチャ、モルック楽しかったです。

・はじめてやったモルックがとても楽しかったです。

・いろんな人とカードでお話したのが楽しかった。ボッチャで自分の思うところにいったから楽しかった。

・ハイリハキッズのボランティアにも参加してみたいです。

・楽しかったです。ボッチャをまたやりたいです


<キッズタイムボランティアより>

・キッズタイムではボッチャやカードを用いた自己紹介を通し、お互いが協力しながら取り組んでいる姿も見られこの子はこんな事も出来るんだな、こういうサポートをすれば楽しく参加出来るんだなと色々なことに気づけました。

・当事者が参加するボッチャに一緒させてもらいました。いつも以上の盛り上がりでした。

初めてお会いする方もいましたが、軽い挨拶を交わしただけで直ぐに家族の様に、一緒にお腹を抱えて笑いあえる空間に自分が居れる事に、今回も心底ありがたく思いました。


<講演・シンポジウム>

・兄弟の方たちのお話をうかがえて、とても素晴らしい時間となりました。語る言葉一つひとつがとても胸に響きましたが、言葉だけではないなにかが深く伝わってきたように感じました。

勇気と明日へ向かう活力をいただきました。

・勉強になりました。

・協働意思決定はこの先、娘と関わっていく上でとても参考になりました。とかく親は先回りしがちなので、ヒントを与えつつ本人が自分で決めることの大切さを実感しました。

冷静に聞ける話、ぐっときて涙をこらえる話があり、心に響く二日間でした。

・妹(19歳)も「きょうだい児」のお話しを聞かせていただきました。

 「うんうん」と聞いていました。「共感!」とも言っていました。

  普通の日常ってなんだろうね……

  自宅に帰って、また家族で話し合う機会が持てました。

・協働意思決定について、私もわかっているようで知らなかった言葉でした。娘にはきっと判断ができないだろうと先回りして、決めてきた面もあり、反省しました。たまに、「ママが決めて」とか「わからない」とか言うこともあります。

 今回一緒に講演会を聞いて、隣にいる娘に、これからはいろんなことは一緒に相談して決めようねと話すことができました。

 本人にイメージさせるのが難しいので、協同意識決定がしやすい言葉選びや話し方など先生方や先輩たちから学ばせてもらえたらいいなと思いました。

・お姉さんの胸の内を聞かせていただき、また胸にグッとくるものがありました。弟が病気になってよかった【家族が一致団結できているから】とお話されていたのが強く印象に残りました。我が家も受傷間もない頃はなぜ…もしも…なんて考えていたこともありました。今は家族全員が受け止めて前を向けるようになりました。その背景には、家族会の存在がとっても大きいです。

・NPO法人ナノさんのダンスを拝見しました。感動しました。

・同じ障害を持つ兄弟姉妹のシンポジウムでは、肯定的・否定的な真逆な家族像の話が聴け、家族会の重要性を改めて再確認させられました。

・協働意思決定はこの先、娘と関わっていく上でとても参考になりました。とかく親は先回りしがちなので、ヒントを与えつつ本人が自分で決めることの大切さを実感しました。

冷静に聞ける話、ぐっときて涙をこらえる話があり、心に響く二日間でした。



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